マイホームを購入するときに、価格を重視して決めるのであれば建売住宅を購入することがおすすめとなります。一般的には建売住宅は、自分の意向を反映させてオーダーメイドで建設を行う注文住宅と比較して、安い価格で住宅を購入することが可能です。建売住宅ではなく注文住宅を選択したい人の場合には、事前に予定している予算の範囲内で住宅建設を行う必要があります。ほとんどの人にとって家づくりを経験したことはないと言えますので、コストの全体の管理を行うことは簡単ではありません。
また、住宅建設にかかる費用の面において、本体工事費のうちの躯体工事費についてはコストを下げることはできないと考えておくべきでしょう。注文住宅の基礎部分にかける費用を節約することは、安全性を確保できなくなる可能性がありますので、コストダウンをするためには仕上げ工事や設備費用の面を見直すことになります。設備工事費については、10年前までと比較すると全体工事費に占める割合としては20%から25%ほどとなっており、5%ほど上がっていると考えられています。設備はグレードを上げることによって、日常生活を過ごす中で快適さを得られますので、高品質なものを選択したくなる人が多いからです。
ただし、あまり品質が高すぎるものを選択しても、全ての機能を使いこなす人は少ないとも言えますので、自分たちの生活において必要であると感じる機器を選択することが大切です。電気工事費に関しては、工事を行う業者によってかかる費用が異なりますので、安い費用で作業を行える業者を選択することで、コストダウンにつなげることが可能になります。